完全保存版 WEBライター講座 初級編 NO1
今日も埼玉は春っぽい天気でしたね。
関係ありませんがこう見えてもロックは大好き、自分でバンドもやっている私ですが、とうとう渋谷屋根裏がクローズ・・・寂しいかぎりです。
さて昨日の続きを書こうかと思っていましたが、弊社で使用しているライター育成用のマニュアルに手を入れることにしました。
どうせならこのブログで、読んでいただいている方と共有したいと思います。
まずは本当の入門編からです。
自分では分かっているつもりでも、ほとんどの初心者の方が理解されていないケースが多くあります。
今回から始めるこの講座ですがあくまで「うちの会社」での基礎ですが、他の会社でお仕事をされる方にも100%役立つものです。
うちの会社の場合はこの基礎を徹底して覚えるようお願いしています。
それでは第一回を始めましょう。
○まず文章を「書く前に」覚えておこう
■一つの文章は長くても80文字程度までにする
これには色々な目的があります。
1)長い文章になるとどれが主語でどれが述語なのか分からなくなってしまいます。
WEBライティングの基本は「誰にでも読んでもらえる」文章を書くことです。
2)一つの文章に2つの内容が入ると読みにくくなる
例えば下の文章を読んでみてください。
私なら、見た瞬間に「読む気」を失ってしまいます。
例文
「ですから恋愛の形も現在は多様化していますので、相手の本当の目的を知るべきですが、男性もまずは自分の目的を明確化させてから、女性へのアプローチを考えるべきでしょう。」
この文章は80文字ちょっとです。
別に80文字を越える文章を書いてはいけない、と言うことでは決してありません。
初心者の方が、長くても読みやすい文章を書くのは簡単ではありませんので、あえて「80文字以内で書いて下さい」とお願いしているわけです。
この文章を読むと、一文に主張が二つ入っているのがお分かりでしょうか?
それが読みにくさの原因となっています。
これを書き直して二つの文章にしてみましょう。
「ですから恋愛の形も今は多様化していますので、相手の目的を知るべきでしょう。
男性も自分の目的を明確化させてから、女性へのアプローチを考えるべきです。」
たったこれだけですが、このように書き直せば読みやすくなりますよね。
まずは徹底して、一つの文章に二つ以上の情報を入れないようにしてみましょう。
■「同じ言葉の繰り返し」は絶対に避ける
これも無意識で書いてしまう方がほとんどです。
うちの会社にサンプル記事を送られる99%の方がこのパターンです。
下記の例文をご覧下さい。
例文
恋愛は誰にでも出来るものです。
したがって恋愛に臆病になることもないのです。そんな時は恋愛には思い切りも必要なのです。恋愛に必要なのは恋愛に対する気後れをなくことなのです。
だから恋愛すれば誰でも相手に夢中になるし、それは普通のことだし、相手にも恋愛感情を持ってもらうことが出来れば関係は発展するし、すばらしい恋愛になるのです。そんな恋愛はみんな求めるものなのです。それに私も恋愛経験はたくさんあるし、すばらしい経験もたくさんしているのです。
もう気が付いた方も多いでしょう。
この文章の中の「恋愛」と言う部分に色を付けると一目瞭然です。
恋愛は誰にでも出来るものです。
したがって恋愛に臆病になることもないのです。そんな時は恋愛には思い切りも必要なのです。恋愛に必要なのは恋愛に対する気後れをなくことなのです。
だから恋愛すれば誰でも相手に夢中になるし、それは普通のことだし、相手にも恋愛感情を持ってもらうことが出来れば関係は発展するし、すばらしい恋愛になるのです。そんな恋愛はみんな求めるものなのです。それに私も恋愛経験はたくさんあるし、すばらしい経験もたくさんしているのです。
この短い文章だけで「恋愛」という言葉が10回繰り返し使われています。
意識して書かなければ、ほとんどの方がこうなってしまいます。
みなさんも自分の過去に書いた文章をご覧になってください。
色をつければ「え、こんなに?」と思われるでしょう。
さて今回はこの二つだけにしておきましょう。
文章というのは読むのは簡単ですが、書くのは本当は難しいということですね。
初心者の方はこのような文章ですので、全く気になさることはありません。
少し意識するようにすれば簡単に直せることですからね。
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